沖縄の人は傘をささない

沖縄

沖縄の人が傘をささない理由

東京に行った時にビックリしたんですけれど、東京の友人が傘をさすんです。
「え?こんなの雨のうちに入らないでしょ?」と思う程度の霧雨でも傘をさすんです。
友人が小雨でも傘をさすのと折り畳み傘を持ち歩いていたことが、東京で一番驚いたことです。
「なんで傘ささないの?頭ハゲるよ?」って友人は言っていたんですけれど、かえるちゃんは沖縄に住んで長いので傘をさす習慣がないんです。

北海道にいた頃は、雪の日に傘をさして歩いていた思い出があるんですが、沖縄に来てからは傘を持ったことがありません。
沖縄の小学生の下校時の様子をよく見かけるんですが、傘をさして歩いている子どもはほとんど見かけません。
子ども達も雨に濡れても元気いっぱいでキャッキャして歩いています。
親御さんがカッパを持たせている子はカッパを着ていますが、それも全員ではありません。

沖縄の人 傘をささない

沖縄ではかなりな大降りの雨でもスーパーに行くと、駐車場からお店まで傘をささずに、たまにはタオルを被って走って行く人をよく見かけます。
それだけ沖縄の人の生活には傘は馴染みがないものなんでしょうね。
傘をさす習慣がない主な理由を5つ書いてみます。

①カタブイ(通り雨)が多い、大雨が降ってもすぐに止む。
②台風の時に傘をさしても傘が壊れるので意味がない。
③車移動がほとんどなので傘を必要としない。
④傘を持っても置き忘れる、盗まれる。
⑤濡れても気にならない。

②の台風の話。
テレビ中継でもよくある台風なんですけれど、台風の時は雨もたくさん降っているはずなんですが、それよりも風が猛烈なので傘をさしてもすぐに骨が折れてしまいます。
沖縄県民の心理としては雨に濡れることよりも吹き荒れる風を何とかして欲しいんです。
テレビ中継なんか悠長にやっている場合じゃないんですよ。

④の傘を盗まれる話。
これは沖縄では傘くらい盗ってももいいんじゃない?くらいに考える人が多いんです。
傘の次が自転車に発展して、やがて稼働している自動販売機みたいなものまで盗んでしまう人がいないわけじゃないんです。
もちろん、沖縄の人みんながみんなかっぱらいとは言ってませんが、そんなに治安がいいわけでもありません。

⑤の濡れても気にならないと言うのも沖縄らしい理由ですね。
かえるちゃんは沖縄本島中部のコザに住んでいますが、この辺りは米軍基地に近く、アメリカ人が多く歩いているエリアです。
沖縄にいるアメリカ人もまず傘はささないですね。
おそらく彼らは沖縄の雨を雨じゃなくてスコールか何かと同じだと捉えているんじゃないでしょうか。
カッパを着ている子どもも見たことがないし、少しくらい濡れても問題ないようです。
こんな様子を普段から見ていると、少しくらいなら雨に濡れることに抵抗がなくなるのでしょう。

そもそも沖縄には雨は降らないの?

沖縄の人が傘をささないなら、それほど雨が降らないのかと言うと、沖縄本島の年間降雨量は平均2000mmを超えるので、全国平均の1600mmを大きく超えて、全国ランキングでは第8位となっています。
主に雨が降る時期は梅雨と夏場の台風シーズンなんですが、年々梅雨時期の降水量が増えていて、2024年は大雨が続き過ぎて避難勧告や大雨警報が連発されていました。



意外と雨が多い沖縄なんですが、周りを海に囲まれているので海風が強いのも傘があまり役に立たない理由です。
雨風一緒に強かったら傘はそんなに役に立ちません。

沖縄の人 濡れても平気

また、台風の降雨量も相当なもので、道路が冠水するようなことは比較的見慣れた風景です。
夏休みに沖縄観光旅行を計画される方が多いですが、5月のゴールデンウィーク明けから9月いっぱいまでは大雨や台風の危険性が高いので、あまりお勧めできません。

大雨や台風で飛行機が欠航したら、沖縄は陸続きではないので帰路に着くことができません。
最高でホテルに缶詰、最低で空港に野宿です。
それでも雨露しのいで寝る場所が確保できたら良い方なんです。
飛行機が欠航になるとホテルはチェックインとチェックアウトの流れが崩れますから、延泊もできなくなる場合があります。
いよいよ泊まる場所もなくなった観光客の方が地元の方向けの役所などの避難所を利用しているとの新聞記事があり、ナイチャー嫌いの沖縄民がそれは違うんじゃないか?と大激怒していたこともあります。

沖縄で使う理想の傘を考える

傘がなくても充分生活ができる沖縄なんですが、傘があってもいいかなと思うことはあるんです。
かえるちゃんは車いすに乗ることが多いので、雨の日は雨を避けられず、ずぶ濡れになるので傘があったらいいかなと思っています。
また、晴れの日の直射日光も避けられないのでやはり日傘は欲しいと思うことがあります。

沖縄で持つとしたら、理想の傘について考えてみました。

①晴雨兼用(雨が降ったり直射日光が強い沖縄だから1本の傘で済ませたい)
②軽量(毎日持ち歩く荷物は少ないか、軽い方がありがたい)
③長傘(折り畳み傘は畳むのが面倒で放置しがち。車移動が多いので車に積むから特に折り畳み傘である必要はない)
④シンプルで飽きのこないデザイン(色や柄が強い傘は着ている服と主張しあって、全身で見るとガチャガチャに見える)

軽量でシンプルなデザインの長傘がいいですね。

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折りたたみの晴雨兼用軽量傘も見てみましょう。

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無印良品の傘だと柄のところにキーホルダーやストラップのようなものが付けられるように穴が空いています。
これなら傘を置いて離れる時にも自分の傘を間違えずに済むので良い考えですね。

傘とは少し離れますが、台湾人は傘よりもカッパ愛用者が多いようです。
スクーターに乗っている方が多いので、まずスクーター用のカッパを着ている方が多いです。
マントのようになっていて、スクーターも覆うようなカッパです。
これは通気性がふつうのカッパよりもありそうなのでお子さんに着せるにも良いでしょう。
台湾では一家総出で一台のスクーターに相乗りしている光景をよく見るんですが、お子さんもちゃんとマントのようなカッパを着ていて、てるてる坊主のようでかわいいです。

まとめ

今回は沖縄の人が傘をささない理由と理想の傘について調べてみました。
ほんとうに沖縄で傘を持って歩くのは面倒なんですが、晴雨兼用の軽量傘ならそこまで抵抗なく持てるでしょう。
沖縄観光の方も晴雨兼用傘は持って来た方がいいです。
また、傘には末広がりという意味があり、ギフトにはとても縁起がいいものと言われています
傘を持っていないことが多い沖縄の人に傘をプレゼントすると喜ばれるかもしれません。

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