【伝統的沖縄スイーツ】6月11日はジャーマンケーキの日

沖縄

ジャーマンケーキの歴史

毎年6月11日は「ジャーマンケーキの日」とXにに書いてありました。
ジャーマンケーキは沖縄の人たちにとってはソウルフード的な郷愁の味らしいんですが、これは戦後のアメリカ世ーからの習慣だと思います。
かえるちゃんは沖縄に来て37年目なんですが、なんとなく一度も口にする機会がありませんでした。

そんなジャーマンケーキの歴史について調べてみました。
「ジャーマンケーキ(German chocolate cake)」はドイツ発祥ではなくて、名前に「German(ドイツ)」とありますが、アメリカ生まれのケーキです。

1852年、アメリカのベイカーズ・チョコレート社のために、「甘味付きダークチョコレート」がドイツ人菓子職人によって開発されました。
意外と時代が古いケーキなんですね。

1957年、テキサス州の主婦がこのチョコレートを使ったレシピ「German’s Chocolate Cake」を新聞に投稿し、大人気となりました。
その際、「German’s」の「’s」が落ちて「German Chocolate Cake」として広まり、誤ってドイツ風のケーキと誤解されるようになったのです。

ジャーマンケーキってどんな味?

甘めのチョコレートケーキ(German’s Sweet Chocolate使用が本来のスタイル)にココナッツとピーカンナッツ入りのキャラメルクリームをトッピングします。
間に挟むのはバタークリームやチョコレートガナッシュではなく、特製のキャラメル・ナッツフィリングを使うとより本格的になります。

ドイツの伝統的なケーキ(シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ(黒い森のケーキ)など)とは全く違っていて、味は完全にアメリカ流のケーキなので、1957年に流行したこと、その頃の沖縄はアメリカ世ーだったことを考えると、戦後の沖縄でも広く親しまれたのがわかりますね。

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かえるちゃんは元々チョコレート味のケーキが苦手で、さらに近年はフルーツが乗っていないとケーキを食べる意味がないとまで考えています。
だからなんとなくなんですが、口に合わないような気がしてジャーマンケーキは敬遠しています。

今はコストコでもアメリカンスタイルの大きなケーキが手に入るんですが、何度か軍のケーキをご馳走になったことがありんですが、アメリカのケーキは大きくて見栄えも豪華なんですが、お酒を使わずに作っているようで、甘いだけで風味がないんです。

沖縄 アメリカンケーキ

このケーキは15年くらい前にアメリカ人と結婚した姪っ子がまだ沖縄にいて、オバァの誕生日祝いで親族全員集合した時に姪っ子が軍で注文したケーキです。
偶然、お祝いの日に誕生日を迎える甥っ子がいたので、サッカー少年の甥っ子のためにデコレーションしたケーキなんです。
ケーキは1辺が50センチくらいあるようなサイズだったので、全員が食べても半分くらい残って、持ち帰って食べたんですが、青いクリームを食べたら青いウンコが出るんです。
これは本当のことですよ。
それからはなるべく軍のケーキ(特に青いのは)を食べないようにしています。
いくらかえるちゃんでも青いウンコが出たら理由はわかっていてもドキッとします。

ジャーマンケーキのおいしいと評判のお店

Jimmy’s(ジミー)

沖縄県内に数店舗あるグロサリーのジミーではジャーマンケーキがいつでも販売されています。

ジミーのケーキについては何度か記事にしているので、ジャーマンケーキのお取り扱いがあることも当然わかっているんですが、ジミーなら他にもっとおいしそうなケーキがたくさんあるので、ジャーマンケーキをわざわざ買うには至っていません。
6月11日のジャーマンケーキの日には少し割引価格で販売されているようです。
お店ではカットされたジャーマンケーキを見かけるので、一度小さいのを買ってみようかと思っています。

クプル

北中城村島袋にあるケーキ屋さん「クプル」もジャーマンケーキがおいしいとおっしゃる方が多いです。
ライカムイオンに向かう道沿いにある小さなお店です。
ここは20年前くらいは「さしみ屋ー」だったんですけれど、ケーキ屋さんになりました。
個人営業のさしみ屋ーを改築したケーキ屋さんなので駐車場が1台分しかなくて、路駐も難しい立地なので、車が停められないことでも評判のお店です。
かえるちゃんはこの20年間で2回くらいしかこちらのお店には行ったことがないですが、店員さんは丁寧な対応で、ラッピングもきれいだしケーキはオシャレだしおいしいです。
お値段は若干お高めです。

メルローズ

沖縄市のプラザハウスにあるケーキ屋さんの「メルローズ」にもジャーマンケーキのお取り扱いがあります。
こちらの社長さんは以前ステーキハウスの「サムズ」を運営していたアメリカ人男性です。
かなりなご高齢になるまで各店舗を回ってお客さんに「オイシイデスカ?」と声かけをしていらっしゃいました。
ケーキ屋さんの店先にはこの社長さんの自伝本が売られていたことがあります。
帯に自分はエルビスプレスリーの幼馴染だと書いてありました。

沖縄 プラザハウス ケーキ屋 メルローズ

店内はイートインコーナーがあって、ピンク色の内装がとてもかわいくてテンションが上がります。
メルローズはどちらかと言うとチーズケーキとアップルパイが評判がいいです。
チーズケーキはベイクドとレアチーズケーキの2層になっていて、両本のおいしさが味わえます。

まとめ

今回は沖縄県民のソウルフード、ジャーマンケーキについてご紹介しました。
チョコレート味にココナッツが効いたレトロな風味のケーキです。



今の時代はもっとおいしいケーキがたくさんあるんじゃないかと思うんですが、アメリカ世ーを知る方々にとってはなつかしいご馳走なんじゃないかと思います。
かえるちゃんも小さいのを一度は味見してみたいと思います。

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